もう11月

なんていうか、本当に月日が流れるのは早いですね。去年のこの時期は今を想像することは漠然としか出来なくて、不安のほうが多かったけど、今振り返ってみると、一瞬のようで、でも一瞬のようなその時間の中には無数の思い出とかあるんですよね。時間って本当に不思議。
時間の進行って量進行だけではなくて、質的進行もあるんじゃないかってベルクソンが「時間と自由」のなかで述べているけど、まぁそうだと思います。わかりにくい理論なので興味や質問ある人は是非ベルクソンを読んでみてください。
まぁ、そんなわけで、もう11月なわけです。まだ11月って言えないんですよね。まだ11月かぁって言えるうちはまだ未来に余裕が希望があるんだと思うんですけど、もう11月と思ってしまうこの心理状況…。残念。
迫り来るであろう苦難が見えている分、まだ未来がある程度見えているという意味でプラス要素かもしれないんだけど。だって、たとえ苦しくても進み道が見えてる人と、真っ暗で何も歩む道が見えてない人では前者のほうがきっと幸せでしょ。
そんなわけで、最近、過去の消化方法と未来の受取方法に戸惑っています。あと1ヶ月で今年終了ですよ、みなさん。

時間と自由 (岩波文庫)

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