のんびり伊豆自転車旅行ーその1

先週の16,17,18日で伊豆半島へ行ってきました。行きは新幹線とJRを使って伊豆急下田駅までの輪行、帰りはどうなるかわからなかったので、片道切符。
実は、13日の淡路島北部ポタは、プレ伊豆というか一日あたりの走行距離が少ないならミニベロで伊豆行こうかなと悩んでいたので、実験だったのです。で、結局はロードがいいなという結論になりました。
初日の16日は、あいにくの天気。低気圧に覆われていて、朝から京都も雨でした。朝一の新幹線で行くつもりだったので、5時に家を出る準備はできていたのですが、着替えや貴重品類をビニール袋やジップロックでパッキングしていて、少し遅めのスタート。
早朝ということもあり、新幹線自由席後部の3列シートの後ろをゲット。あとはまたーり…と思っていたのですが、どんどん天気は悪くなるし、新幹線は事故の影響で止まるし…という割とひどいスタート。でも、先を急ぐ旅でもありませんので、気長に気長に。
熱海から伊豆急下田への電車は景色が良く、途中まで曇りだったので、雨の中の走行は避けられるんじゃないかと少し期待しました。が、ダメでした。
伊豆急下田駅についてみるとザーザー降り。とりあえず、自転車を組み立て、サイクルジャージに着替え、ルートを確認。本当は下田から伊豆半島の下側をぐるりと回る予定だったんですが、ショートカットを決意。婆娑羅峠を目指しました。
婆娑羅峠まではほぼ道は一本。しかし、とにかく雨が邪魔。婆娑羅峠は姥捨山伝説もあるらしく、たしかにちょっとそれっぽい不気味な雰囲気もありました。まぁ、雨で暗かったし。婆娑羅峠は、しんどさでいうとなかなかのもんでした。婆娑羅峠より標高の高い江文峠よりもだいぶしんどかったです。
婆娑羅トンネルのあたりで登りは終わり、この辺りから雨がザーザーのレベルを超えました。あまりに暗いのでフラッシュライトとテールライトを点けました。トンネルを抜けると快速路。
しかし、さすがに豪雨と言っても良いような天気の中前進する気にもなれず、道の駅で休憩をとることに。雨の中、自転車で峠を越えてきた僕を道の駅のおばあちゃんたちが温かく迎えてくれました。自転車に乗ってるときはあまり感じなかったんですが、濡れたサイクルジャージが冷たいのなんの…。
しっかり暖まって、休憩室で休憩しつつ地図を確認。この日の宿がある松崎町まであとわずか。チェックインには早いので、テレビを見つつぼーっとしてたら、次第に天候が良くなって行く…。このタイミングしかない!ってことで、急いで道の駅を飛び出し、坂を下って行きます。
すると途中で、なんか見たことのあるお家が…。松崎町といえばドラマ版セカチュウのロケ地。ヒロイン、アキの家に使われた民家を発見。ここで、松崎町役場のHPでロケ地マップをDLできたことを思い出し、セブンイレブンネットプリント。チェックインまでの時間、行ける範囲で回ることにしました。
おじいさんが自転車を教える河原とか現代のサクが生きたかったんだなっていう河原とかを見た後に、もう一回、広瀬邸(ドラマ上w)に続く道。あー、ここが第一話のあれかーと思ってなかなか感激だったです。実は、あのドラマ熱心に見てたしDVD−BOX持ってたりするw
そんなこんなしてたらまた雨がきそうだったので、お宿に。今回お世話になったのは豊崎ホテルさん。駐車場に自転車とめてたんだけど、豪雨になったので、玄関先に入れてくれました。多謝。
部屋は広々。お風呂は露天が最高でした。ご飯も感動的においしく、天気さえなんとかなってれば…と思わずにはいられませんでした。

雨が強くてデジカメ出すのがこわかったから写真はこの一枚だけ。