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 ピッチとの距離

昨日はカンスタへ岡山vs徳島を見に行った。カンスタに行くのは服部公太引退試合以来。
今回の目当ては広島ユース出身の桒田慎一朗と大崎淳矢。レンタルで徳島に行っている淳矢は当然見たい選手。クワシンは前回行ったときにたまたまスタジアムから出て行くところを見かけて、まだ怪我が癒えていなくてすごく心配したけど、今シーズンは出場できているし、見たいなーと思っていた。
あいにくの雨だったけど、カンスタは意外と屋根が広い。たまに吹き込むけど雨でもなかなか快適な環境を提供してくれる。

さすがにこの日は声出しの人数は少なかったけど、熱量は高かった。
試合は前半は一進一退の攻防。正直に言うと、個々の能力では徳島のほうが高く感じた。ただ、組織として見たら岡山のほうが何枚も上手だったから、2-0という結果は妥当だと思う。

ウッズはキックさえ目をつぶればJ2最高のGKだと本気で思う。
クワシンは相変わらずサッカーを知ってるなーって感じでうまかった。パンチ力があるわけでも足が速いわけでもないけど、うまいフリーランとギャップの作り方で奇麗なパスを何本も通しててやっぱり彼は”サッカーがうまい”選手だった。

淳矢は途中出場だったけど、岡山に行っていた試合の流れを変えて前への推進力を発揮したとは思う。でも、もっと暴れてほしい。レベルが高くなったとはいえ、ここはJ2。「ファールしないととめられない」って言われてた齋藤学みたいに大きくなって戻って来てほしいな。


試合自体は面白かったんだけど、帰り道は腹が立っていた。
この日僕はメインスタンドの真ん中あたりで見ていたけど、選手への野次がひどかった。
野次が全部悪いとは思っちゃいない。ふがいないと思ったらはっきり口にすりゃいいし、スタジアムに禁忌なんていらない。みんな好きにやればいいと思う。
でも、その言葉の先には人間がいる。どんだけの汗流してどんだけの苦労して彼らがピッチにたってるのか。試合中にどんな形相で闘ってるのかもっと知ったほうが良い。
敵の選手にそこまでの愛をかけろとは言わない。でも、せめて「自分の選手」にはもっと愛情を与えてやってほしいと切実に思った。

徳島サポのこのゲーフラも選手に向けて出してたけど、お客様意識強すぎるんじゃねーの?ってのが正直な感想かな。


まぁ、ユース時代から見てるといろんな思い入れが多分に入るからね。あんまり過激なことピッチにむかって発せなくなるわな。
ピッチに立つ人たちとの距離感っていうのは遠すぎても近すぎてもダメだと思う。そういう意味では、カンスタはピッチまで遠いスタジアムなのかな。


撮影:PENTAX K-01 DA55-300mm