J2を訪ねて〜ガイナーレ鳥取編

J2を見にあちこち行っているのは行っているけど、関西のクラブが中心で、J1の経験があるクラブに行っても目新しさはないので、久々に更新。
今回行くのはJ2最下位が決定し讃岐との入れ替え戦に臨むガイナーレ鳥取のホームスタジアム、とりぎんバードスタジアムで行われるJ2リーグ最終戦。
とりぎんバードスタジアムは公共交通機関ではアウェイサポは行きづらい立地だが、スポンサー企業や駅からスタジアムまで無料シャトルバスで結んでいて便数も多く不満は全くない。
スタジアムグルメもなかなかに豊富で賑わっていたけれどこの日の観客動員3600人ほどで売り切れ続出していたのは美味しそうだっただけに少し残念だった。
100円で売っていた大山飲むヨーグルトが濃厚で美味しくて乳製品が大嫌いな僕が何度も買いに行ったくらい、おススメグルメ。
スタジアムは非常に見やすい。

スタンドの傾斜もそこそこあるしキャパも約16000人というちょうど良さ。ゴール裏が芝生席なのはマイナス点だけど、そのおかげもあって3600人でもそこそこ埋まってる感があった。
Jに上がってきて3年というがユニフォーム着用率も高く熱気も感じた。ホームタウンの鳥取市は人口20万人、鳥取県全人口でも60万人を切っていることを考えると盛り上がっていると言っても差し支えないのではないかと思う。

試合は完全に鳥取ペースで一時は2-0とするも最後までプレーオフ進出を諦めない千葉が食い下がり2-2の引き分け。
試合後はゴール裏から様々な横断幕が掲げられ、フロント・監督に厳しい声が相次いでいた。
同じくらいの予算規模の長崎がプレーオフ進出したことを考えればこの順位は不思議だし、やってるサッカーもなかなか面白かったので、ちょっと選手とサポーターが可哀想だなと思った。
どちらにしても最下位が決定しているのに3600人も足を運んだんだから、その人たちの想いを大切にしてほしいと切に願う。


撮影:PENTAX K-01 DA21mm Limited , DA55-300mm