物語になる路地裏

路地裏を歩くという点で京都ほど楽しい街はない。
消防法などで無くなりかけている路地裏がしっかり残っているし、そこにある隠れ家的なお店も個性的で大好きだ。
街や路地裏を歩いていて被写体に困ることはない。
京都にはちょくちょく行っているけれど、今回どうしても路地裏散歩したくなったのが、森見登美彦の「聖なる怠け者の冒険」を読んだからだ。

聖なる怠け者の冒険

聖なる怠け者の冒険

森見登美彦の小説を読むとどうも京都に行きたくてたまらなくなる。
出てくる地名を知っていれば尚更だ。
知ってる街で知らないものが出て来れば確かめに行ってみたくもなるじゃないか。
実際にあって喜んだり、フィクションでがっかりしたり。二度美味しい。
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