杜の都へ

W杯中断前の最後の一戦。やっと連戦から解放される日でもある。
とはいえ、ACLで勝てば勝つほど日程が苦しくなるのはわかっていた中で、最近やたらと「日程が…」と調子が出ない言い訳を選手でも監督でもなくサポーターが言うのは実に見苦しい。選手はそんなこと言い訳にしてない。

大阪から仙台への空の旅は何回か経験しているけれど、初めて富士山が綺麗に見えた。
実に幸先が良い。

ユアスタ最寄りの泉中央駅はけっこう栄えていてどこぞの山奥とはえらい違いで戸惑う。

歩いてほどなくユアスタ着。日差しは温かく風は涼しかった。やっぱり東北。

どこぞの熊とはえらい違う怪鳥様の神対応。楽しませてくれてありがとう。

スタジアムも周辺環境もなにもかもを含めて仙台は純粋にサッカーっていうスポーツを楽しめる場所だった。
試合には負けたけど楽しかった。
ブラジルへ戦いに行く青ちゃんとソッコを見送れてよかった。あと、仙台にレンタル中のノリも挨拶に来てくれた。次は試合で会おう。

仙台サポーターの卓人に対するブーイングにはやっぱり愛があったと思った。
うちらが赤き血の裏切り者にしているのとは全く種類が違うものだった。
お互いのリスペクトがないとスポーツにはならない。


撮影:GXR A16