望郷

完全な朝ドラ効果で森瑤子の望郷を読んだ。
肝心の朝ドラは全く見ていないのだけれど、竹原に行ってみたいとか関連本を読んじゃうとか、国産ウイスキー飲んでみようかとか、いろいろなキッカケにはなっている。
さて、この望郷という物語。なんとなく救いのない話のように思えた。
戦前戦中という時代背景が現代とさほど変わりないのかもしれない。
サヨクたちのいう意味ではなく、国柄というか風土っていうのは変わるもんじゃないんだろう。
だからこそ祖国が恋しい。

望郷 (角川文庫)

望郷 (角川文庫)

当然いろいろと新しいモノが懐かしいモノを壊していくんだろう。
「何も壊さずに新しく何かを作り出そうなんて、そんな都合のいいことはありえない」
そうだ。だから、今の愛しい光景を写真に収めたい。
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