自分への投資とモノクロプリント

本気でモノクロプリントに取り組むべきタイミングだと思ったのと、なかなかブレークスルーできない現状を憂い、モノクロプリントを「修行」した。
要は教室に通ったってことなんだけど、会社終わりに3時間半ほどレクチャーを受けながら作業する日々はなかなかに辛かった。スキル的には上達した気がするし、自分がどうしても濃いストレートプリントを焼いてしまう癖がわかったのと、フィルターワークや焼き込みも我流ではなくなったのは良い成果だった。
安くはない投資だったけど、やっぱり我流で続ける限界というか、評価の基準を自分の中から外に出す行為は今のタイミングで必要だったと思う。
夏ごろに終了展なるものが予定されているので、グループ展示とはいえとうとう写真展デビューを果たすことになりそうだけど、展示して人様に見てもらえるプリントに仕上げられるか色々と不安だ。
http://www.flickr.com/photos/126161047@N02/33010665276
Leica M6 Elmar 50mm/f2.8 Kentmere Pan400
ところで、プリントしていると、どうしても眠くて使いづらいネガがあって、露出が上手いこといってないのかとか色々悩んだんだけど、結局レンズの性能ってところに帰着しそうなものがあった。
四つ切バライタなんかにプリントするとそれはますます顕著で、個体差かも知れないけど、レンズというかカメラの序列が自分の中で崩れた。
夏までの短い期間に試行錯誤する余裕もないので、当面はズミクロンだけを使い続けることになりそうだ。