120判で撮る街角

新しく出会う街角よりもずっと歩いている街角のほうが撮りたい瞬間が多いような気がしている。
相性みたいなものもあるかもしれない。カメラを携えて歩いて、撮りたくなる街とそうではない街と。
少し前に、「その差を考えてみるともっと深く自分の写真を見つめられるかもしれない」とアドバイスされた。
いろいろ考えてみるけど、まだよくわからない。
https://www.flickr.com/photos/126161047@N02/43005908832
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Plaubel Makina 67 Nikkor 80mm/f2.8 Ilford HP5Plus
マキナ67は重いのもあって、なかなか遠出の機会がないカメラだ。
使用頻度が高いというか、あまり120判だと意識せずに35mm判と同じくらいのペース、テンポで撮影しているので、普通に撮っていて1日3本は確実に消費する。
最初は戸惑っていたフィルム交換もサクサクになってきた。
現像が手間なので、大きなタンクを使い始めた。50倍希釈のロジナールがめんどくさくなってしまって、ID-11にD-76を注ぎ足しながらのいわゆる「ウナギのたれ」現像に切り替えた。
最初はおっかなびっくりだったけど、液のへたってくる塩梅もわかってきたし、より現像が楽になった。
風呂場にずらっと干された太い120判フィルムが壮観である。