最近考えさせられたこと。

「徳は人に教えられるものか」
社会道徳を人に示して教えることはできるとは思うけど、それを実践するかはその人次第なわけで、徳そのものは教えられないと思う。というか、この世の中で確固たる徳なんて教える側にもあやふやなことを押し付けでなく教えることなんてできるのかと…。
なんでこんなことを考えたかというと、最近はまっている日テレ系の「アイシテル」というドラマが原因です。自分の子どもが人を殺めてあんな態度とってたらどうするだろと想像してみると、ドラマのようなあんな前向きな行動には行かないだろうと思います。
あと、ドラマの中で教育が間違えてたから云々というくだりがあって、ちょうどソクラテスの対話篇の中に上述の意味の「アレテーは教えられるか」って問答があったので、色々と考えさせられましたね。


今クールのドラマは「白い春」といい、なんか重いドラマが多い気がします。まぁ、重苦しいくらいのドラマが好きなので、文句は言いません。ただ、「白い春」の演出上の遊び感は阿部寛と関テレのタッグだから見れるのであって、他のであぁいうのやったらたぶん寒いでしょうね。