自転車で巡る幕末の舞台

ESOLAは街乗りには非常に適している自転車なので、ESOLAで京都市内をいろいろと散策しています。京都はだいたい10kmくらい乗れば観光地と言われるところはだいたい回れますし、なにより平坦なので、自転車に適した都市ですね。
今日は帰宅途中に、新撰組や勤王の志士たちが集ったところでもある、日本最初の花街、島原周辺を訪れました。島原遊郭という人もいますが、遊郭ではなく花街であると島原では主張していました。違いは、男女とも訪れることが出来たことと、演舞などの芸で客を楽しませるのが花街で、いわゆる吉原のような世界ではなかったようです。
時代劇なんかでも、吉原の大門を出るときは身請けか病気のときだけで閉鎖的な感じを出していますが、島原の大門はそこまで閉鎖的ではなかったようです。

島原大門は現存しています。なかなか雰囲気がありました。

門をくぐって右手には未だに営業をしている輪違屋があります。見学はできませんし、邪魔になりそうだったのでスルー。
大門を直進すると、角屋があります。新撰組芹沢鴨が大暴れしたとか、長州藩士の久坂玄瑞が密議してたとか色々と歴史の舞台になったお店ですね。

立派な建物でした。12月の中旬まで期間限定で内部見学できます。しかし、新撰組の屯所が近所なのに、なんでまたこんなところで尊王攘夷派が遊んでたのか不思議。危険すぎる。
この後、新撰組ゆかりの壬生寺とか前川邸とか行きたかったのですが、用事ができたので、それはまた次回。京都は至る所に旧跡があるので、時代を決めて巡ってみると楽しいですね。