夢と現実

最近、マンガを読むことが多くなっています。今までは一気に読み切りたいから完結してるのを大人買いしていて、リアルタイムで追い掛けてるのはワンピースだけでした。
まぁ、読みだした理由なんてあってないようなもんなんで、自分の周りの人たちのオタ話についていきたいとかは全く思わなかったんですけど、食わず嫌いはモッタイナイと思ったのと、マンガで広がる世界観ってでかいなーと思ったからです。もちろん、本でも世界は広がるんですけど、マンガって恐ろしく簡単に心に染み込むのがいいところだと思います。
で、今はまっているのは「バクマン。」です。漫画家を目指す少年たちの青春ドラマとマンガ界のリアルな現実が繰り広げられています。
マンガが少年少女に夢と希望を与えるものだとするなら、この作品はすばらしいと思います。漫画家になりたいとか夢を持っている人じゃなくて、むしろ将来の夢がない人に読んでほしいですね。
自分も大きな夢とか理想とか持ってない人間で、基本的にペシミストなので、いろんなものをはじめから諦めています。だから、なんか夢を追いかけたいって人は本当に羨ましいし、応援したいです。そんなポジティブな気分にさせてくれるマンガです。
ま、僕の最大の夢は、「MAX120km出せるエンジンであっても敢えて60kmまでしか出さない人生」ですかね。120km出して全力で走ったら、早く目標に到着するかもしれないけど、無理してるし、余裕なさすぎるでしょ。ゆったり景色を楽しみながら楽しく走れるならそれが最も贅沢。

バクマン。 6 (ジャンプコミックス)

バクマン。 6 (ジャンプコミックス)