フレームのこと

相棒はCinelli Willin'。Cinelliのカーボンロードフレーム。
スローピングフレームにストレートフォークという不思議な構成。Willin'というフレームは2年しかCinelliのラインナップに載らなかったモデルで、Saetta Race Cutが後継にあたるモデル。フォークの強度不足が原因とかいろいろ噂はあったんだけど、自分のは標準フォークじゃなくてColumbusのフォークに変更されてたのでそこは問題ない。

カーボンという素材のせいかスローピングフレームのせいかはわからないが、かなり乗り味が柔らかい。
はじめの頃はこれが嫌でたまらなかった。フレーム選びに失敗したと何度も思ったものだ。
でも、長距離走ればわかるが、身体への負担がかなり少ない。だから、乗り味に不満がありつつももっぱらこのフレームに乗っている。
Cinelliというメーカー自体そんなにレーシーな味付けのバイクを作っているメーカーじゃないが、旅の道具としてみたらなかなか良い仕事をするメーカーだなと思う。


素材という面でフレームを考えるとやはり今まで乗っていて一番好みだったのはクロモリフレームだ。
Bruno minivelo 16 roadでの経験なのでロードフレームに当てはまるかは微妙だが、あれほど乗っていて楽しいフレームはない。ミニベロで130km超のライドを何度かしたけど、意外となんてことなかったのはやっぱり鉄特有の吸収力だと思う。