レンズの話

その昔、GR DIGITALを手に入れて単焦点レンズに目覚めた僕。
実はズームレンズというものをサッカー撮影用の望遠以外持っていない。
18-50mmというのがAPS-C一眼レフでの標準だと認識しているが、その画角を単焦点レンズで一応揃えきることに今日達成した。
今所持しているレンズを画角順に以下に紹介したい。

  • smc PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limited

圧倒的な取り回しの良さと軽快さが最高に楽しいPENTAX DA Limitedレンズの中でも一番好きなレンズ。沖縄旅行にはこいつをK-01にほぼ付けっぱなしだった。映りは凡庸と言われているけれど、気楽さがシャッターチャンスを逃さない。

ヤフオクで4000円だかで手に入れたけれど超美品でビックリした一品。DAレンズで28mmという画角が存在せず、手頃なオールドレンズに手を出した。換算43mmという画角は非常に使いやすい。樽型の歪曲があるが、素直なので許容範囲。ただ、マニュアルは若干めんどくさい。

  • SIGMA 30mm F1.4 DC HSM Art

驚きのF1.4。この画角でAFレンズが欲しくて純正のレンズも色々と候補に挙げては消えて行った。コスパも良ければ少々薄味な色乗りも好み。AFも静かでボケ味も悪くない。かなり優等生なレンズだと思う。ただ、かなりヘビー級なのも事実。付けっぱなしには向かない。FA31mmの存在からPENTAXユーザーには見向きもされてない感があるが、なかなか良いレンズだと思うのでおすすめ。

  • smc PENTAX-FA 43mm F1.9 Limited

PENTAXの至宝、FA Limitedの一本。画角的にも一番好きで色乗り含めてこれまで使ったレンズの中でダントツで好きなレンズ。QSF非対応、基本設計が古いなどなど問題も諸処あるだろうけど、ボケ味と色乗りが素敵すぎて、FA Limitedを使うためにPENTAXにマウント替える人がいるっていうのも納得できる。

  • RICOH XR RIKENON 50mm F2.0(前期)

和製ズミクロンと評判の良いオールドレンズ。運良く状態の良いものを入手できた。カリカリで線の細い描写が持ち味で、このレンズを手に入れたことによってDA☆55mmを買うことを完全にやめた。逆光耐性がないなど現代のレンズに比べると難点もあるが、お気に入りの一本。

これで一通りレンズ収集は終える予定。GR LENSがKマウントで復活したら即入手したいという一応の夢はあるけれど期待はしていない。
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PENTAX K-5 SIGMA 30mm F1.4 DC HSM Art