支払われるべき対価

「タダより怖いものはない」というが、最近はそうでもない人が増えているらしい。
最近、身近な人が自己啓発セミナーだかなんだかに参加してそこで知り合った人に何度か食事をご馳走になったという話を聞いた。それを聞いただけでネズミ講か新興宗教かと僕は怖くなるのだが、当の本人に危機感はない。

傍から見たら不自然なことでも甘受している人間はだんだんと馴らされていくのだろうか。
テニスの錦織選手の試合が見たいとNHKに苦情を入れる人が少なくなかったらしい。有料放送で対価を払ってみればいい。
対価を払うまでもないと思うのなら諦めればいい。それだけのことだ。
金村修氏の写真集とDVDを買った。
価値を見出さない人に見せたら薄っぺらい写真集と10分に満たないわけのわからないDVDだ。
でも、自分が選択し、見たい聴きたいと思ったからには対価を払うべきだ。
そういう当然のことが当然ではなくなっていることを嘆く。
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PENTAX K-5 SIGMA 30mm F1.4 DC HSM art