自炊生活

Kindle paperwhiteを入手してから読書数がものすごいことになっている。ちなみに年始から今日まで読んだ本の数は7冊。あることきっかけにペースが落ちたのだが、それまではほぼ一日に1冊ペースだったから驚異的。
電子インクが見やすいってのもあるけど嵩張らないし安いから無造作に鞄に放り込めておけるっていうのが良い。
Kindleのことを手放して褒めているわけでもない。Kindleストアはポイント還元率の高いコミック以外はどう考えても割高だし、読みたい本が必ずあるわけでもない。
僕の場合は好きな作家さんが電子書籍を許諾しない意思を明確にしている方なのでなおさら。
で、考えた。期待も薄いし自分でやってしまえと。
Amazonマーケットプレイスでは1冊300円も出せばそれなりに自由に古本が買える。Kindleでの相場が500円としても自炊行為で1冊あたり200円浮くわけで、年間100冊ペースだったら一式自炊キットをそろえても元は取れると自分を納得させた。
肝心のスキャナはScanSnap S1300。S1500と迷ったけど中古で安いのがあったので飛びついた。一冊あたり20分くらいかかるけど、文句はない。

FUJITSU ScanSnap S1300i FI-S1300A

FUJITSU ScanSnap S1300i FI-S1300A

本の解体ははじめはアイロンを背表紙にあてて糊を溶かしてってやってたけどそれなりに場数を踏めばアイロンとかなくても手でばらせるようになってきたので、最近はテレビを見ながら本をむしっている。
糊がついてたらスキャナが汚れるので端っこはやはり切ったほうがいい。裁断機は便利だけど大きくて邪魔なので、ロータリーカッターを買った。
オルファ ロータリーカッターLL型 136B

オルファ ロータリーカッターLL型 136B

トータルの出費は1万5000円程度。スキャナは小さいので会社に持って行ってお昼休みとかも使って自炊できる。
Kindle買ってから自炊行為するようになるとは思わなかったけど、これ素晴らしい。
細かい設定は下記サイトそのまま。何冊かやったけどキレイにできて大満足。


参考サイト
http://jisui.satoko-kimura.com/