ガキンチョ騙すのがロックだと思う。だって俺中1の時に騙されたんだもん。ラッキー
ガキンチョのときに騙された。
自分もその一人だと思う。今聴いても清々しいほど爽快に誰かをやっつけてくれるリリックとギターの歪みとビート。
不良ってカッコいい。
悪いことが怖いけど、悪いことに憧れる時期がある。
「IWGP」シリーズもそんなガキンチョたちを駆り立てた作品だと思う。といってもこれは小説とテレビドラマで。
驚異なのが、小説がシリーズ11作目に突入しているところ。
初めてマコトやキングと出会ってからもう誰も彼もがオッサンになった。物語の彼らもすっかりオッサンだ。
扱うトラブルも社会性を帯びてきた。
それでも、やっぱり池袋を駆け回る彼らはかっこいい。

- 作者: 石田衣良
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2014/07/14
- メディア: 単行本
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