変化のない日常なんてつまらないもんだよ

この一年はいろいろと変化の多かった一年だったと思う。
なにが一番変わったって、メインカメラがデジタルからフィルムになった。
というか、デジタルでも結構コロコロ変えてた気もする。


思えば、2015年が始まったころのメインカメラはPENTAX K-5だった。
もはや懐かしさすら漂う。PENTAXの至宝ともいえるFA31mm Limitedも手にした。

K-5の画質に少し悩んでいたからPENTAX K-3IIに飛びついた。
http://www.flickr.com/photos/126161047@N02/19837224478
全部入りのこのカメラは恐ろしい子だ。しかし、このあたりで、フィルムカメラとの出会いがあった。


フィルムカメラはもともと興味はあったけど、いろんな写真展や写真集に触れるたびに、憧れは増した。
既存のレンズが使えるからPENTAX MXを最初に選んだ。
http://www.flickr.com/photos/126161047@N02/21078941308
フィルムは少し値が張るけれど、まだ全然やれる環境だった。
http://www.flickr.com/photos/126161047@N02/21204489742
フィルムカメラで撮って何が楽しいって、その場で確認できないこと。そして、自分で巻き上げる楽しさ。
デジカメでその場で確認していると、被写体にレンズを向ける時間よりも液晶画面の中の被写体を覗いている時間の方が多いんじゃないかと思えてくる。
フィルムになって確実に被写体を見るようになった。
一眼レフってファインダー暗いよねって思って、レンジファインダーに興味を持った。
ライカのファインダーを覗いて、世界が変わった。


そして、ライカを買った。

流浪の先に行き着いたような気持ち。
http://www.flickr.com/photos/126161047@N02/23278961449
「ライカが増えますよ」ってカメラ屋さんで言われたけど、リアルだった。
このカメラからいろいろなことを学ばせてもらっている気がする。


学ばせてくれるカメラといえば、GR。
シリーズ全て最高だ。常に持ち歩き少し地金が見えてきている。
まさに相棒。
GRの28mm、ライカの50mmってコンビをよく持ち出す。


これからもこの素晴らしいカメラたちと楽しい時間を過ごしたい。
もっといろんなところへ行きたい。もっといろんな写真を撮りたい。
来年もいろんなことをしよう。
変化のない日常なんてつまらないからね。