フジと過ごした7月 

コロナで出歩くことが本当になくなって、微妙に小銭が出来たってこともあるけど、dp2 merrillを買ったけど、あまりに馴染めずに短期間で手放してしまった。
そのあと、毎日持ち歩いているGRを修理に出すことになって、再修理とかいろいろあって、FUJIFILMのX100Fを買った。
正直なことを言うと、X100VのPV問題以降、全くFUJIFILMのことを受け付けなくなっていて、本当に良いイメージはなかった。
とはいえ、製品自体に罪はないわけで、手にしたX100Fは本当に良いカメラだった。
OVFとEVFの切り替えられるファインダーもとてもよかったし、絞りもSSもISOも露出補正もダイヤルで操作出来るっていうのはめちゃくちゃ操作がしやすかった。
普段、マニュアルなライカを使っていることもあるけど、ほぼ直感的に使うことが出来た。
あとは、バカに出来ないなーと思ったのはフジのフィルム時代から続く色づくり。これは蓄積度が他メーカーとは格が違うなーと思った。
SONY的な解像感というよりは、ライカと方向性は同じなのかな、絵的な写真的な絵づくりで、好感をいだいた。
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DSCF3671
DSCF3613
DSCF3610
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ポートレートの写真*1はISO6400。6400でここまで撮れれば超上等。なんならフルサイズなライカより良いって思った。
レンズも良い感じだった。開放が甘いのは賛否あるっぽいが、開放パキッとが良ければX100Vを買えば良い気がする。まだ併売している。


さて、過去形で書いているので気付いた人もいるだろうが、手放した。
理由はいろいろあるけど、ライカと絵づくりの方向が似ている(もちろん違うけど)ことと、サブカメラっぽくなさすぎること。
GRみたいに片手で設定チョチョっと変えれて構図はともかく撮ってしまえ!っていうコンセプトのコンデジに慣れすぎていて、X100Fではサイズ的にそれは辛かったことと、このサイズなら重量はともかく、ライカ持ち出すわって思ってしまった。


なんとなくFUJIFILMのカメラはまた手にするかもしれないと思った。
ちなみに、流石に今回のカメラコロコロ入れ替えは嫁バレしたんだけど、「カメラ買うな、レンズなら許す」と言われて心の中でガッツポーズした。

*1:model : iさん @i04030818