この時代に何を遺せるか

最近、テレビで絶賛放映中ドラマ「JIN」の原作を読んでいます。その漫画の中には、現在の日本の大企業を作り上げた人々が多く出てきます。明治維新という日本の本当に重要な時期をたくましく生きた先人たちが続々と出てきて、ちゃんとキャラクターとして良い味を出しているので、この漫画、なかなか素晴らしいです。
そして、その先人たちのたくましさの原動力は、この国のために何ができるか。この国に何が遺せるかっていう面だと漫画では描かれている印象を受けました。まさに先日の日記で扱った内村鑑三と同じなんですよね。愛すべきこの国に何を遺して逝くことができるのか。
そんなことも考えながら楽しめる漫画です。ちなみに、緒方洪庵の最期の場面に泣きました。あれを武田鉄矢がドラマでは演じるんですよね。彼、得意そうだなーああいう場面。ドラマでも泣かされそうです(笑)
たぶん、その僕が一番好きなシーンは明日放送かと思いますので、楽しみにしときます。

JIN―仁 (第1巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)

JIN―仁 (第1巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)