愛読書

誰にでも必ず愛読書なる一冊はあると思います。
ちなみに僕は、芥川龍之介の「トロッコ」です。最後らへんの主人公の心情の変化を巧みに描いている辺りがまさに文豪って感じがして、大好きな一冊です。たぶん、一番読んでいるであろう本。
他には、内村鑑三の「後世への最大遺物」もよく読みます。僕は別にキリスト教徒でもありませんし、宗教がすきでもないです。でも、内村鑑三の著作はなんか書き方とかがパワフルで好きなんですよね。この本は自分が死ぬまでに何をなすべきか考えさせられます。死にたいほどどうしようもない状況下の夜中に読むことをお勧めします。
あとは萩原朔太郎の「月に吠える」も好きですね。「人はだれでも単位で生れて、永久に単位で死ななければならない」。深い。


なんでこんな話題かというと、最近、本当に空しい感じに日々が流れておりまして、自分、本当に大丈夫か…となっているわけです。
でも、別に誰かに励まされたいわけでもなく、自己解決したいのです。そうすると、本に頼るのが一番だと思いました。これから読んで寝ます。