去りゆく2021を思い返す

2021年はどんな年だったんだろう。
写真は相変わらずよく撮ったけど、展示の機会は企画展参加が2件、企画した展示が1件だった。
2020年は企画展参加が5件、企画した展示が1件だったから割と減った。少しそこは物足りないなーと思いつつ、プリントして展示に持っていきたい気分でもなくて少し内省的な時期が多かったから、仕方ない気もする。
その代わり、とてもいろんな写真展に足を運んだし、ブックフェアにも出かけて知らなかった写真家の人をたくさん知れた。
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昔から大好きだった写真家はもっと好きになった。

毎年恒例になっている展示「B.L.T」後の記事も書いたけど、自分のリアルな写真活動を知っている人たちから本当に良い「気づき」の機会に恵まれた1年間だったと思う。

「機材」ではなく「機会」に投資したいと思っていたから、そこは達成できた気がする。けど、もっといろんなことがしたいなーという欲が出てきた。


今年ほんとよかったなーと思っていることは、時々思い出したように投稿しているライカのオンラインギャラリー「LFI Gallery」で12ヶ月一度も欠けることなく認定され続けたこと。これは勝手に自信になった。
apply rouge
自然に撮った写真が選ばれると尚更嬉しかったけど、特にこのカットが選ばれたのはかなり驚いた。


それと、なんだかんだでいろんなところへ行けたこと。コロナ禍だから何もできないって呪縛は今年割と晴らせたと思っている。もちろん、感染拡大防止の邪魔になるような無謀な旅程は組んでいないし、ありえないけど。
mothers & sons
年の瀬にのんびり1人で沖縄に行って、ただ普通に街に溶け込んだように何も特別なことをしないで写真を撮っていた日々とその選択をできた自分が嬉しい。


2022年はどんな年になるだろうか。もっと色んなところへ行って、色んな人と関わって写真を撮りたいなーってただそう思っている。
来年も「機会」と「気づき」に恵まれますように。